村居孝美
KENSHIRO-225 開発者の村居孝美です。
今日は「システムトレード」について少しお話してみましょう。
その前に、
トレードには大きく分けて、3つのスタイルがあることをご存知ですか?
トレードをビジネスに置き換えると、このように分けられます。
- 自営業(裁量トレード)
- 会社経営(システムトレード)
- ビジネスに資金提供
(ファンド・完全自動売買・ミラートレード)
それぞれ、どのようなスタイルなのかを解説していきましょう。
自営業(裁量トレード)
自分の体と技術を資本として戦うトレードスタイル。
値動きを常に監視して、発注のタイミングを計る必要があるので、短期的な売買であるほど、時間を確保できる環境でないと難しい。
会社経営(システムトレード)
システム(売買戦略やツール、発注する仕組み)を持ち、それを動かすトレードスタイル。
自分で手綱を握ってコントロールしながら利益を上げていく。
どういう人(システム)を雇って、育て、どのように売り上げ(利益)を上げていくのかを決めるのが、社長の経営手腕になる。
ビジネスに資金提供
(ファンド・完全自動売買・ミラートレード)
システム運用を行っているファンドや、売買戦略自体に投資をする(=完全お任せ)スタイル。
いわゆる株主のようなもので、売買戦略自体に口出しをしない為、具体的にどのように運用しているのかについては、見えない(分からない)。
時間にとらわれない売買方法
自営業に関しては、常に値動きを監視する必要がある為、その時間を費やします。
一方、システムトレードやファンドについては、運用自体は任せることになるので、自分で値動きを監視したり、発注のタイミングを計る必要がなく、時間にとらわれない売買方法ということになります。
自分で手綱を握って運用できるのがシステムトレード
システムトレードは、運用する戦略は自分で決めることになるので、状況に合わせて使える戦略を変えたり、調整したりすることができます。
戦略の中身が分からないファンド運用などについては、運用成績が悪くなってきても、自分で調整することはできません。
システムトレードとは?
では、具体的にシステムトレードはどのようなやり方なのかをお伝えします。
ざっくりお伝えすると、
- 目標を達成する為の戦略を作る(検証)
- 買い戦略、売り戦略などバランスを考えてチームを構築する(資金管理)
- 売買サインの通りに、機械的に売買を行う(発注)
となりますが、
システムトレードの場合、過去の結果を検証作業で確認することができます。
この為、何年後にこれくらい利益を出したいという目標があったら、その目標を達成する為には、どんな戦略をどのような組み合わせで運用するといいのかを、あらかじめプランニングすることができます。
システムトレードはどんな人に向いている?
システムトレードはこんな人におすすめです。
- 「場に張り付いて売買」をする時間がもったいない
- 仕事とトレード以外にも「時間を作りたい」
- なるべく「労働以外の方法」で副業(投資)がしたい
- 他人に丸投げで「任せられない」
- 自分が「コントロール」をして稼ぎたい
- 目標を決めて「計画通り」に進行したい
- 数字と言う「根拠がある」トレードを行いたい
- 「値動き」に翻弄されたくない
- 技術を要するスポーツのような売買には「自信がない」
- もう「騙されたくない」
などなど…
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