【動画有】売買システムを作る2つの原則 ~その1~

村居孝美

KENSHIRO-225 開発者の村居孝美です。

今日は売買システムを作る時の、2つの原則について解説します。

手堅く利益を増やす為に、必要なことなので、是非覚えておいてください。

この2つを必ず押さえておくこと

売買システムを作る際、次の2つを必ず念頭におきましょう。

  1. あなたの目標数値と複数の戦略を融合する
  2. ロジック検証のスキルを身に付ける

なんだか難しそうに感じますか?

大丈夫です。分かりやすく解説しましょう。

目標数値(リターンとリスク)

まずは、目標数値ですが、

  • あなたが目標とする利益はどれくらいですか?
  • あなたが耐えられるリスクはどれくらいですか?

この数値を明確にしておきましょう。

特に、リスクはよりシビアに考えましょう。

目標数値確認シート

目標といってもどんなことを基準にすればいいか?

簡単に確認できる、下記のシートを使ってみて下さい。

  • 何年後にいくらの資産になっていたいですか?
  • それを達成するのに、何年後を目指しますか?
  • その場合、年利回りを何パーセント必要ですか?
  • いくらの資金から始めますか?
  • 貯金額がいくらで運用額はその何%を使いますか?
  • 運用額のうち何%の資金を失ってもいいですか?
  • 一回の売買で何%の損失に耐えられますか?
  • 10年間運用するとしたら、 負ける年は何回なら耐えられますか?
  • 1年のうち、何か月の期間負け続けても耐えられますか?
  • 負け続けても続けられるポジションの大きさはどれくらいですか?
  • どれくらいの投資(経費
  • 時間)ができますか?

トレードはチームで勝つ

売買システムはチームです。

個々の売買戦略は団体スポーツでいうなら、選手です。

あなたはこれらの選手の監督です。

何かに特化した選手ばかり揃えても上手くいきません。

お互いの苦手なところをカバーし合えるチームこそが最強です。

リスクを抑えて利益を拡大

まずは、それぞれの選手(戦略)の特徴を知ることです。

その上で、どう組み合わせるのかを考えます。

お互いのリスクを補い合いながら、利益を拡大させていける組み合わせがベストです。

リスクヘッジを意識して

下記のように、個々の戦略では月ベースで負ける月があるのが普通です。

しかし、もう一方の戦略でそのマイナス分を補うことができれば、毎月連勝も不可能ではありません。

お互いにリスクヘッジになる戦略を選ぶのがポイントです。

戦略同士の相性が良ければ、負ける期間が短くなったり、リスクを抑えて利益を最大化することが可能になるでしょう。

メンタルに合わせたシステムを

ただし、組み合わせ方については、常に自分の目標数値を念頭におきましょう。

バランスが自分に合っていなければ、別の組み合わせを検討します。

自分の「メンタル」にも合わせた売買システムを完成させることが大事です。

動画