村居孝美
KENSHIRO-225 開発者の村居孝美です。
今日は売買システムを作る時の、2つの原則について解説の続きです。
手堅く利益を増やす為に、必要なことなので、バッチリ抑えておきましょう。
おさらい
売買システムを作る際の2つの原則はこちらです。
- あなたの目標数値と複数の戦略を融合する
- ロジック検証のスキルを身に付ける
今回は②について解説します。
ロジック検証のスキルについて
まずは、目標数値ですが、
- ロジック
=売買戦略 - 検証
=過去のデータを使って、そのルールが有効かどうかを確認する作業
要するに、売買戦略を作る過程の作業のことです。
システムトレードで結果を出すには、このスキルは必須です。
但し「検証」といっても、色々あります。
- 一から作り上げる作業
- ロジックが通用しなくなってきたときに修正する作業
- 一時的に運用を止める、再稼働する判断
ここでいう「必須」のスキルというのは、②と③のことを指します。
「検証」は難しい?
「検証」というと、イメージだけで苦手意識を持たれるかもしれません。
確かに、①のように最初からロジックを検証して作り上げるのは、ある程度知識がないと難しいかもしれません。
なので、これができない人は、売買戦略を購入することもできます。
しかし、②の修正や、③のオンオフの判断については、自分で行うものです。
ただ、手順さえ覚えてしまえば、そう難しい作業ではありません。
修正やオンオフの判断はいつ?
修正やオンオフなどの検証は、常に必要な訳ではありません。
システムトレードなので、システムが決まったら、任せて運用でOKです。
調子が悪くないのに、修正をする必要はありません。
これらが必要なのは、過去のリスクを大きく更新して、バランスが崩れてきた時です。
このことについては、また別の機会で詳しく解説しましょう。
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