村居孝美
KENSHIRO-225 開発者の村居孝美です。
突然ですが、
自分が取引している以外の市場は意識していますか?
そして、
「お金には目が付いている」
と言われたら、どういう意味だと思いますか?
今日は、市場は変化するというお話をします。
さまざまな市場がある
いつもお話しているのは、
「日経225先物」
のトレードです。
日経平均株価に連動しているデリバティブ(金融派生商品)の一つですね。
証券会社のホームページを見ると、
- 株式(国内、外国)
- ETF
- 投資信託
- 債券
- FX(為替)
- CFD
- 上記の派生商品・・・
日経225先物以外にも、沢山の市場があります。
自分が売買しているほかにも「市場」はある
そんなことは知っている、と思うかもしれません。
もちろん、それぞれの市場を説明するつもりはありませんが、
『自分が売買しているほかにも「市場」がある』
ということを意識してほしいのです。
目標金額は?
市場に参加している人たちってどんな人?
そんなことを考えたことがありますか。
私たち「個人投資家」は、お金を増やしたい、と考えて市場に参加します。
参加するからには「いつまでにいくら」という目標はあると思います。
ですが、絶対にそれを達成しなければならない、というレベルのものではありません。
目がついているお金
では、個人投資家以外の参加者はどうでしょう?
中には「お金を増やさなくてはいけない」人がいます。
仕事、使命としている参加者達です。
- ヘッジファンド
- 機関投資家
がそうです。
彼らが運用するお金は、増えなくてはいけません。
言うなれば「目がついている」お金です。
常に自分が一番増えることができる場所(=市場)を探しています。
お金が動くことで市場は変化する
お金は、株式市場だけで回っているわけではありません。
前述のように増えなくてはいけない「使命」をもったお金は、少しでも有利に増やせる市場をさがして動きます。
つまり、そのお金を運用している参加者も、常に変化します。
参加者の変化は、市場の動きの変化にほかなりません。
市場は変化しない、という思い込み
ここで、いきなりですがシステムトレードのお話です。
「一つの戦略で、ずっと勝ち続けることができる。」
そんなお話を聞いた、あるいは夢見た事がないですか?
しかし、今日のお話のとおり、市場は変化します。
「一つの戦略で、ずっと勝ち続けることができる。」ということは「市場は変化しない。」と言っているようなものです。
しかし、そんなことは決してありません。
市場の変化に合わせて検証することが大切
そのように変化する市場で威力を発揮するのは・・・
そう、「検証」です。
ロジックを検証することで、市場の変化を感知し、対応します。
変化する市場で生き残るには、「検証」が必須なのです。