村居孝美
KENSHIRO-225 開発者の村居孝美です。
今日は、トレードが上手くいかない3つの原因とその解決方法について解説してみたいと思います。
おそらく、トレード経験者の方なら、誰しも1回は悩んだことがあるのではないでしょうか。
まずは、よく聞くお悩みからご紹介していきましょう。
いつも塩漬けになってしまう
利益が出ているうちは、ちょいちょい利益確定しながら短期売買なのに、いざ、損失が出るようになると、もう少し、、もう少し、、上がるのを待って長く保有してしまう。
損切りをしないといけないと分かっているのに、もしかしたら上がるのでは、、、という妄想が膨らむ。
しまいには、含み損に耐えられなくなり、最悪のタイミングで損切り。
結果、その後、待っていたかのように上昇していく。。。
まさに、負のスパイラル。
ルールを守れない
予め決めておいた売買ルールがあるのに、いざ、実売買を始めると、
- 利益が出ているうちに、決済してしまいたくなる(豚
- 損失に耐えられず、すぐに損切りしてしまう(羊
- 売買サインが出ていないのに売買してしまう(ポジポジ病
といったように、
ルール通りに売買ができず、結果、ルールを守っていれば利益が出せたはずなのに、、、と悔やむ。
色々手を付けたが未だに勝てない
トレードで利益を上げる為に、セミナーや、教材、動画講座など、色々試してはみたものの、
- 未だにうまく利益を出せていない
- 教えてもらった通りになかなかできない
- そもそも勝てる手法なのか不信感
- 銘柄を教えてもらっても、売買のタイミングが分からない
こういった迷宮に入り込んでしまっている人も多いようです。
完全お任せの自動売買を試したが資金を失った
どのような売買ルールで運用するのか、中身までは知らないが、勝てそうな手法だったから、EAを購入して運用をまかせてみようと思ったら、、、
- 売買を開始した途端、
購入前に確認した過去の最大リスクを大きく更新して負けてしまった。 - 調子が悪くなってきたが、売買ルールが分からないので、
このまま運用を続けてもいいのかどうか確認ができない。
といったケースです。
上手くいかない3つの原因
では、このようにうまくいかない原因は何か?
を探ってみましょう。
- 売買手法だけ
- 難しい市場を選んでいる
- 依存しがち
これらの原因を解決して、遠回りをせずに正しく運用するにはどうしたらいいでしょうか?
全体の設計をする
売買手法だけにこだわってうまくいっていない人は、自分の性格や環境なども含めた、全体の設計を見直す必要があります。
すべての状況に適用できる手法は存在しません。
買いがメインの戦略は、下落傾向時にはお休みか、売買してもマイナスになる確率が高いです。
売りがメインの戦略はその逆ですね。
色々な状況で活躍できる戦略を、バランスよく組み合わせることが必要です。
銘柄選びの必要がない市場を選ぶ
個別株の売買をしていてうまくいかない場合は、もっと簡単な市場に目を向けてみましょう。
個別株の場合、どの銘柄を選ぶかから吟味する必要があります。
勝てる手法(物差し)が、すべての銘柄に適用するかというと、まず無理です。
銘柄ごとにクセや流動性が違うからです。
日経225先物であれば、日経平均株価に連動した市場なので、単純明快です。
すべてを任せるのはもうやめよう
売買手法を学んだり、投資顧問業に依存して、今買いなのか売りなのかをすべて任せてしまうと、自分で判断できない状態でトレードをすることになります。
マーケットでは色んなことが起こり得るので、連敗や大きな損失を被った場合、なぜこうなったのかが分からないまま、資産を失うことになります。
正しく運用する方法まとめ
- 手法だけ個別に考えず、自分の目標数値に合わせる
「全体で1つのシステム」として運用をする - 銘柄選びの必要がなく、倒産リスクがない、日経225先物などの市場で取り組む
- 大事な資産を運用するシステムは、自分でコントロールできるようにする
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